小野川温泉の湯は、世界三大美女の一人に数えられる小野小町に由来しています。一二〇〇余年前、現在の秋田・山形県にあたる「出羽国」で生まれた小町は、幼くして 京の宮中へ上がり、時の帝に仕えていました。そのうち、離れて暮らす父の事が恋しくなった小町は生まれ故郷の東北まで父を訪ねて旅に出ることに。一二五里もの長旅、幾山河、なれぬ旅路に疲れ果て、小町は病に倒れてしまいました。その折、偶然発見したこの地の温泉に浸かったところ病は癒え、元通りの絶世の麗人になったと言われています。それ以来、小野川の湯は「美人の湯」と云われています。実際に、美肌へ導く効能豊かな湯で本来の健やかなお肌を取り戻してみませんか。
循環ろ過加温加水を一切行っていない、源泉掛け流し100%の湯
- 温泉法では、決められた成分を1つでも含み泉温が25℃以上であれば、すべて温泉と認められています。しかし、小野川温泉は8つの成分を含み、ミネラル豊富な高い温泉力を持っています。
- 酸性、アルカリ性の度合いを示す値「pH値」。人の肌に近いのはpH値6〜7.5の中性からpH値3〜6の弱酸性。小野川温泉は、pH値6.9で中性の泉質なため、刺激が少なく肌に優しい泉質と言えます。
- 硫黄泉に含まれる硫化水素ガスにより、毛細血管が拡張されることにより、血液の流れがよくなり、身体の隅々まで酸素&栄養素が行き渡るとともに滞った老廃物を排出してくれます。
- 塩化物泉に含まれる塩が肌に付着することにより保護膜を作り、高い保湿効果と保温効果が期待できます!ポカポカが持続するため、エネルギー消費時間も長くなり、ダイエット効果も期待できます。
- 天然の保湿成分として注目される「メタケイ酸」を含んでおりますので、お肌の新陳代謝を促進しながら、つるつると滑らかな美肌へと導いてくれます。
- アルカリ土類金属の一つ「ラジウム(Ra)」を含有し、老化の原因になる活性酸素を減少させ、若さ保持に重要な「ホルモンの分泌」を促進させるため、若返り(アンチエイジング)が期待できます。
- その他の効能
- リチウムによりイライラが解消
一般的に「切り傷」「火傷」「慢性皮膚病」に適応症がある泉質は、肌の蘇生効果があると考えられることから「美人の湯」と呼ばれます。 - ガンや脳梗塞予防に効果的
万病の原因とされる活性酸素に対する「抗酸化値」が8ppbと高く、あらゆる細胞の酸化(サビ)に対抗し、身体を健康な状態へ導いてくれます。
- 美肌の湯の見分け方
- 一般的に「切り傷」「火傷」「慢性皮膚病」に適応症がある泉質は、肌の蘇生効果があると考えられることから「美人の湯」と呼ばれます。
- 飲泉できる小野川温泉
- 飲泉は局所的に作用する効果があり、胃の粘膜の血液量が増えるなど胃腸病等に効果があります。※小学生未満の飲用は避けてください。
男湯・女湯ともに、源泉掛け流しの大浴場と露天風呂を備えております。
- 露天風呂
- 大浴場
- 露天風呂
- 大浴場
小野川温泉の湯
- 泉質
- 含硫黄−ナトリウムカルシウム−塩化物泉
- 泉温
- 4号源泉 80℃/5号源泉 36℃
- 浴用
- [適応症]切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、関節のこわばり、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進
[禁忌症]忌性疾患、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、皮膚・粘膜の過敏な人(特に光線)、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度貧血、妊娠中
- 飲用
- [適応症]慢性消化器病、慢性便秘、糖尿病、通風、胃腸病 [禁忌症]腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの、下痢のとき
※飲泉は指定の場所にてお願いいたします。
- 共同浴場 尼湯
- 6:30~21:00
入浴料金 200円
当館目の前
- 共同浴場 滝の湯
- 9:00~20:00
入浴料金 250円
当館から徒歩2〜3分