山形市 奥の細道を辿る『山寺の佇まい』
正しくは宝珠山立石寺といい、860年に慈覚大師によって開かれた、通称「山寺」。
松尾芭蕉が奥の細道に紹介し「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」という有名な句を残しました。
四季折々の美しい自然と歴史ある寺院、清々しい眺望が楽しめる場所として
地元民から旅行者まで多くの人に愛される、山形県指折りのおすすめ観光地スポットです。
山寺駅から登山口までは500m程。最初に現れる立派な建物は重要文化財の「根本中堂」。
ブナ材の建築物では日本最古といわれています。芭蕉の句碑、芭蕉と曽良の像、日枝神社などをぬけ山門へ。
そこから頂上までは石段が整備されており、軽装備でも気軽に登れます。
30分程で頂上付近に到着。
奥の院、三重小塔など多数の史跡が建てられ、美しい風景を作っています。
山寺を代表する「開山堂」の景色。中には慈覚大師の像が安置されています。
左の岩の上にある赤いお堂は、写経を納める納経堂で山内で最も古い建物です。
開山堂のさらに上には「五大堂」と呼ばれる展望台があり、
開放的な景色を望むことができます。
下山の際は登山道とは別の山道を通ります。山寺の様々な表情を楽しみながら帰路へ。
登・下山道前の通りには、風情豊かなお店が軒を連ねています。
お土産を買ったり、おやつや名物の芋煮を食べながら休憩するなど、ごゆっくりお過ごしください。
駅からの街並、参道、頂上まで趣きのある道が続き、四季の自然と歴史を楽しめる山寺観光。
ぜひ一度訪れてみてください。
山寺 (宝珠山 立石寺)
住所 山形県山形市山寺4456-1 / TEL.023-695-2843
入山料 大人300円 中学生200円 子供100円
アクセス
【電車】山形駅からJR仙山線で20分「山寺駅」下車
【車】山形駅から30分|米沢市から1時間30分